追記2016/05/12 1:18 (JST)
全てのプランにおいてプライベートリポジトリ数の上限が撤廃されたので、それに関する情報をKMCブログに書きました。
この前、GitHubの人々が来日されて京都でもイベントが開催されて、そこでアメリカとかでは大学の授業やゼミなどにGitHubが活用されているという話を聞いて、ブログに書いたりしました。
そのイベントの時に通訳をしてらした @dice さんと村岡さんとやり取りをしていた中でKMCでもGitHubを使ってみませんかという話になったので、手順を教えてもらって実際に利用を開始したので、簡単に方法をまとめておきます。(今回はサークルのOrganizationで利用を開始したのでその例を紹介しますが、同様の方法でゼミなどでも利用になれると思います。)
(この記事を書こうと思い立ってから1週間ほど経っていて、その間に同じような内容の記事(【学生必見】個人や部活でGitHubのプライベートレポジトリを無料で使おう!)が出てたけど、くじけずに書きます。)
ちなみに授業などで活用する場合の方法は英語で公式ページにまとまっています。
質問などもここに書けば良いと先日のイベントでGitHubの人が言っていました
0. Organizationを作る
京大マイコンクラブは前からOrganizationをGitHub上に持っていた*1ので、新たに作る必要はありませんでした。
無い場合は GitHub の上部ツールバーの右側の+
メニューからNew organization
を選んで、Organizationを作成してください。この時に入力するe-mailなどは団体の物でも問題ないです。また、まだこの時はChoose the organization’s plan
で有料プランを選ぶことはせずにOpen Source
を選択してください。
1. https://education.github.com/ にアクセス
https://education.github.com/ にアクセスします。
上の方のRequest a discount
と書かれているボタンを押します。
ちなみにこの横のOctcatのフラスコから泡みたいなの出てるの面白くてずっと見てられる。
この言葉も良いと思うしドンドン取り入れて欲しい。
The days of sharing source code by email and thumb drives are long gone.
2. アカウント情報を選択する
申請者の自身の属性と申し込むアカウントの属性を選択します。
申請者の属性は
- Student
- Teacher
- Researcher
- Administrator/staff
- Other
のどれかで、また大学などのドメインでメールアドレスを所持している必要があります。 今回の場合では僕は学生なので、Studentを選択肢ました。
また、アカウントは今回はOrganizationのアカウントを対象としたいので、Organization account
を選びましたが、Individual account
を選べば個人のアカウントに適用できると思います。
選んだら、Next
で次に進みます。
3. Organizationアカウントを選ぶ
Which GitHub organization is this for?
で対象にしたいOrganizationアカウントを選択します。自身のアカウントがOwner
権限を持っていないと選択出来ないので注意してください。
サークルなどの場合はStudent group
を選べばOKです。それ以外の場合は適切に選択肢てください。
4. グループに関する情報を入力する
グループ名や在る場合はグループのサイトのURL、How many private repositories will you need?
に必要なプライベートレポジトリの数を入力します。
ここの数字でクーポンの適用されるプランが変わるので、団体の規模などに応じて入力すると良いと思います。プランについてはここにあります。
5.申請者自身の情報を入力する
Name
は申請者自身のアカウント名で問題なさそうでした。School-issued email
の欄に大学のドメインなどで発行されているメールアドレスを入力します。この前、話を聞いたら日本を含む各国の大学のメールアドレス一覧みたいなのがあってそれと照らしあわせてチェックしているそうです。もし、アカウントに紐付けていない場合は https://github.com/settings/emails から設定してリロードすると選択できるようになります。それ以降にはには学校名や卒業予定年などを入力し、最後にGitHubの利用予定方法を書いて送信すれば完了です。
1週間程度で使えるようになります。
ちなみにKMCではGold Planを有効化してもらって50レポジトリを利用できるようにしてもらっています。KMCは今までも内部でGitwebを用いてGitレポジトリを管理したりしていたのですが、内部で使っているサーバのBoxなどをGitHubで管理するようにしたり、今後は新入生向けのプログラミング勉強会などでもGitHubのPRなどを上手く活用できればと思っています。
現在のアカウントの様子です。
京大マイコンクラブでは随時新入部員を募集しています!!!!!!!!!!!!!!!!!!
所属、年齢、性別などは不問です。KMCでGitHubプライベートレポジトリを使おう!!!!!!!!!!!!!!
詳細は http://www.kmc.gr.jp/ からどうぞ。お待ちしております。
寄るとこんなのです pic.twitter.com/lbfjWhk5OE
— 五月病 (@pastak) February 22, 2014