きょーくりっ的にも見逃せないなと思ったので軽く触ってみました。
以下に雑感などを記します。
作った作品。
「マリオvsクリボー」
http://www.mext.go.jp/programin/share/?share_id=5d0697084b5037a7e5726b6e40a9288b
(id:umisamaリスペクト)
雑感(きょーくりMLに投げたメールを転載)
早速ですが、触ってみましたよ、「プログラミン」!
(http://www.mext.go.jp/programin/)
「プログラミン」ってのは要するに文部科学省が主導で作られたビジュアルプログラミングツールです。
以下に遊んでみた感想などを書いておきますね。
動作は少し重たい感じがしました。Flashなんですけど、なんか動作環境に求めてるのが少し高めだったので、そういう前提なのかなと思いました。
それとViscuitみたいにワークショップ管理機能とかはなくて、それぞれの環境が独立しています。
一応、作品のシェアなどは出来るようです。僕的には家で一人でも習得できるようにもしてあるのかなと思いました。(Youtubeに遊び方動画がうpされていたり、ブラウザに作品保存が出来るなど)
使い方的にはViscuitみたいに自分で絵を描いて、それに対してScratch的に命令(プログラミン)を付けていくって感じです。
プログラミンの数値調整辺りとかScratch的でした。
各アイコンも子ども向けに可愛らしいデザインで名前もキャラクターチックでした。(右に行く「ミギーン」とか)
下から上に実行されるのが少し気持ち悪かったです。。。
ただScratchみたいにゲームを作るというよりはViscuitのようにアニメーションを作る感じですね。
まぁそれこそ「吹出し」や「絵柄変更」、「効果音」や「透明化」などが機能として存在しているので、「動く絵本」的な作品を作るためにあるのかなと思いました。・・・と書いてからお手本を見たら「シューティングゲーム」とか「じゃんけんゲーム」がありました。ただ、これは少し難しいかもしれないです。
#ゲーム作りはやってみてないのでなんとも言えないんですけどね・・・
#イベントハンドラーみたいなのはあるっぽいです。
ジャンプとか基本動作も抑えているので、ちゃんとストーリー立てた絵本を作るならViscuitよりも向いているかなと思いましたが、パーツの増殖とかそういうある種動きの偶然性を楽しめるのはViscuitかなと思いました。
絵を書くところもペンの太さとかを細かくは変えられないし、色も既定のに限られているのがちょっとなぁと思いました。
まぁ、お互いに得手不得手があるかなと。
プログラミンに関してこういうTiwtterへの書き込みもありましたw
http://twitter.com/xrekkusu/status/21574612560
それとhttp://www.mext.go.jp/programin/about.htmlに書いてある保護者向けのコメントに書いてあったことが、僕がきょーくりを作ったときに考えたりしたことといくつか重なったのでなんとなく貼ってみます。
「プログラミン」は、プログラムを通じて、
子どもたちに創ることの楽しさと、
方法論を提供することを目的とした、ウェブサイトです。
「プログラミン」を通じて、プログラムという表現手段を知ってもらい、
子どもたちに創ることの楽しさを体験してもらいたい。
自分で価値を創り出すことの楽しさを知り、
そのために行動できるようになってほしい。
これからの日本の未来を担っていく子どもたちが、
情報の享受者に留まらず、
自ら価値を創造し、発信していく側に立つための、
最初のペンとなってくれればと思います。
うおーーって感じですね。
まぁ文科省と一緒にやるとかになると動きにくそうなので、タイアップするというよりはワークショップ用のツールとして使わしてもらう程度で出来るなら有用な感じもしました。はい。
#「文科省が作ったツールです!」みたいな文言が使えるかも?